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【電気工事業者登録】電気工事の実務経験が証明できない・・!?

電気工事

2020年11月18日


急に冷え込みが厳しくなり、本格的な冬の訪れを感じる季節となりましたね。コロナも含め、体調には充分お気をつけ下さい。

さて、今回は弊所に実際にご相談のあった、電気工事登録に関する事例をご紹介したいと思います。

前回記事:登録電気工事業者登録について

ご相談者Aさん

10年以上に渡りB社で第二種電気工事士として電気工事の施工に携わってきました。
長く電気工事の経験を積んできたため、独立して会社を立ち上げ、千葉県で電気工事の登録を行おうとしていたところ、過去の経験を証明するにあたり提出が必要な「実務経験証明書」に、B社の社長が法人印を押してくれませんでした。何度かお願いしてみましたが、取り合ってもらえません。どうしたら良いですか?

 

このように、特に辞め方に問題があったわけではなくても、協力したくない!と仰り、印を押してくださらないケースがありますね。

そういった場合、(申請先行政の取り扱いにもよりますが、)在籍していた会社自体からではなく、それを証明してくれる他の電気工事業者2社から実務経験の証明をしてもらうという方法があります。
[建設業許可の場合は自己証明ができますが、電気工事業者登録の場合、自己証明は認められないケースが殆どです。]

勤務していた会社自体からでなくとも、証明してくれる(実務経験証明書の内容を確認し、証明してくれる)電気工事業者が2社あれば、申請が可能ということです。(※今回は千葉県の申請の場合の取扱いです。)

ここでもう一つ注意が必要なのは、証明してくれる電気工事業者は、当然に電気工事の登録(届出)を行っていなければならないということ。

稀に、登録を行っていなかったり、電気工事業の許可(建設業許可)のみを取得していて、みなし登録(届出)を行っていないケースがあります。その場合は電気工事業者としての証明ができませんので、きちんと登録をしている会社を探し直す必要が出てきてしまいます。

今回のAさんは、B社で証明してもらうことは断念し、お付き合いのある電気工事業者C社・D社に実務経験証明書への押印してもらうことで、申請が可能になりました。

お困りの際は、是非一度弊事務所へご相談下さいね!

 

  • 安田

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