認可保育所に対しての市の積極性 2015
2015年8月26日
こんにちは!菅原靖子です!
現在、私は、江戸川区と船橋市の2つの認可保育所の設立に携わっております。
船橋市は、千葉県内で待機児童率が”ナンバー1”ということで、10年計画で待機児童の解消に積極的です。補助金体制もとても厚く、市の窓口も知識量が豊富でとても丁寧。現在、社会福祉法人のみでなく、民間企業(株式会社等)の設立もできます。船橋市は公募という形をとっています。公募の場合、通常は、すべての要件を整えて申請をしても、施設長の保育経験や設置会社の資金力など総合的に優れている保育園が選ばれ、その園しか開園できないので、とても間口が狭いのですが、船橋市の場合は、待機児童が多い地区での申請の場合は、すべての園が選ばれ、公募から落とされることはほぼないということです。 申請が通ると分かると、がぜん力が入ります!
江戸川区は、子育て支援が厚く、保育の認識がすすんでいると思いきや、認可保育所に対する区の対応に積極性はありません…。こんなにも違うものかと、温度差に驚いています。
認可保育所の設立をお考えの方は、まず市区町村の体制がどのようになっているかを、確認する必要があります。 申請の締切日や、そもそも申請できる体制になっているのか、待機児童がいるのかなど、事前の調査は必要です。
中村 靖子