小学生でもわかる 社会福祉法人の超基本①
2018年1月26日
こんにちは。平田です。
「一から分かる社会福祉法人設立」を目標に、小学生でも理解できる様にお伝えできたらと思っています。シリーズ化できるように頑張ります!
さっそくですが「社会福祉法人」って、時々見聞きしますがどのような法人かご存知ですか?
法律では「社会福祉法に基づく社会福祉事業を行うことを目的に設立された法人」が社会福祉法人とされています。
なんだか同じ単語を繰り返しているようで、分かりにくいですよね。
私も、最初はまさにそんな感じ。どこから取りかかったらよいのかさっぱり分かりませんでした。
とりあえずは、公共的な役割を担い、経営にもお役所などのチェックが入るような事業を行う法人と考えてください。お近くの「保育園」や「こども園」、「特別養護老人ホーム」なども、社会福祉法人が運営しているかもしれませんよ。
このように比較的身近にある社会福祉法人ですが、いざ立ち上げたい!と思うと、色々な準備が必要になってきます。
結構手間のかかる、はっきり言ってとても面倒な手続きや書類の準備などが要求されます。なので、私たちのような職業が必要とされているのですね。
社会福祉法人の設立には、「認可」というものが必要となります。これが、設立に関してのゴールになります。つまり、お役所(認可をする権限のあるところ)が必要とする条件を整えて、「社会福祉法人として認めますよ!」と言ってもらうこと。
そのためには次の3つを整えていきましょう。
①中心となって活動をする人は誰なのかを決めること
⇒「理事、監事、評議員」なんていう、漢字のかたまりのような人たちが登場します。
②事業を行うための土地や建物を準備すること
⇒例えば保育園を行おうとした場合に、建物はどうするの?土地は?誰かの土地や建物を借りて保育園を運営してもいいの?なんていうお話です。
③事業を安定して継続するために必要なお金を準備すること
⇒公共性のある、みんなにとって役に立つような事業ですから、あっという間にやめました、なんてなったら困りますよね。なので、事業を末永く継続できるように、少なくともこのくらいのお金は用意してくださいね、という決まりがあります。
次回は、まず「中心となって活動する人にはどんな人がいるの」ということ、そしてその人たちがまず最初につくらなければならない「設立準備委員会」についてお伝えできたらと思っています。
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