健康保険の加入について
2016年7月4日
平成28年7月4日(月)
こんにちは。井上です。
昨日から急に暑くなりましたね。事務所の中は涼しいですが、一歩外に出ると溶けそうになります。
今月の30日は土用の丑の日です。おいしいうなぎを食べて、夏を乗り切ります。
さて、建設業許可における、健康保険未加入問題の節目が近づいてきました。国交省は平成29年には100%の加入を宣言していますが、建設業者の方にとっては重大な問題です。
費用ももちろんですし、高齢の職人さんは社会保険の加入を嫌がります。社会保険に加入しても保険から受けるメリットがないとの認識にある方が多く、将来の保証より日々の手取りを重視する傾向にあります。若年層の職人が少ない中、社会保険の加入により、労働力を失うのは建設業者の方にとっては大きな痛手です。
社会保険に加入しないと、仕事は受けられない、社会保険に加入すると労働力を失うという相反の事態に陥ってしまいます。
社会保険未加入の問題をこのまま放置すると、人材が建設業界に集まりにくくなる点、適切に保険料を負担している業者が不利益をうける点はわかりますが、何とか弾力的な対応をできないのかな・・・と考えてしまいます。
井上
井上 駿佑