一般貸切旅客自動車運送事業許可の要件が厳しくなります。
2016年12月13日
平成28年12月13日(火)
こんにちは。井上です。
さて、今後、一般貸切旅客自動車運送事業の要件が厳しくなっていきます。
平成24年の関越道でのバス事故の際もそうでしたが、重大な事故が起こる度に、法令の改正が有り、要件は厳しくなります。今回の改正は今年の1月に起こった軽井沢でのスキーバス事故を受け、決定されました。
要件の厳格化は段階的に進み、まずは11月1日から中古車を増車する場合は点検整備記録簿と任意保険の証書か見積書の添付が必須となります。
更に5年毎の更新制が導入され、処分もかなり重い内容に変更されるとのことです。
ユーザーから見ると、悪質な事業者が排除され、健全な業者が生き残り、安全な運行が提供されるということが最優先かとは思いますが、事業者の締め付けだけでなく、ユーザーも安全を担保するために一定の費用を負担する等、ユーザー、事業者が共により良い環境をつくっていける法令が望まれるのかなと考えました。
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井上
井上 駿佑