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今回は建設業コラム第1回として、そもそもなぜ 「建設業許可」 という許可があるのか、というテーマを取り上げていきたいと思います。
さて、一昨年、耐震偽装問題が起こり、世間を震撼させました。あの問題は一部の建築士や一部の業者によって巻き起こされたものなので、建設業許可を語る上であの問題を持ち出すのはちょっと着眼点がずれているかもしれませんが、それくらい建築物というのは、手抜き工事や粗雑工事があっても見た目にはすぐにわからないということ、建築施工を人に任せるというのは業者にとっても個人にとっても大きな不安を抱える一大事であるということがいえると思います。
ひと昔前、建設を業とする人といえば「大工さん」でした。家を建てるという人生の一大事でも、腕がいいという評判の大工さんに頼めば安心でした。
しかし、時代は変わり、今の建設業界は腕のいい大工さんや職人さんという評判や口コミが通じる世界ではなくなりました。今は、大手建設会社でもアフターフォローやメンテナンスが充実していなければどんどんお客さんが離れてしまうような時代です。
工事を発注する側としては、手抜き工事などを未然に防ぐために一定の基準を満たしている業者かどうか判断したいと考えるようになりました。
そこで、建設業許可という制度があります。厳しい資産要件や資格要件(詳しい要件は次回以降のコラムに掲載します)をクリアして建設業許可を取得した業者は相当信頼が高いといえます。
最近では、元請業者が工事を下請に出す場合、建設業許可業者でなければ発注しないというケースが続々と出てきています。下請業者としては、許可を取らなければ仕事がない!という事態も考えられ、許可の取得は死活問題ともいえます。
このように、建設業許可の有無は、発注者となる企業や個人、元請建設業者、そして下請業者・孫請業者まで、非常に大きな影響を与えます。
では、それだけの許可を取得するにはどうしたらいいのでしょうか。許可を取るための詳しい説明は次回から連載します。どうぞお楽しみに。
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